脱毛するとツルツルボディになれますが、その反面、デメリットもありますので注意が必要です。原因は様々ですが、ホルモンが影響していることもあります。中でも自己処理は失敗しやすく気を付けなければいけません。又、脱毛サロンでのデメリットも紹介しています。
脱毛のデメリットはある?

無駄毛を効率的に処理する方法として脱毛が注目されていますが、実はデメリットもあります。適した処理をしなければ当然デメリットも増えて、トラブルになることもあるので注意が必要です。無駄毛処理には自己処理とサロンやクリニックによる施術がありますが、それぞれには適した技術が伴います。
その為、適していなければデメリットも多く感じることになるのです。そこでここでは、よくある自己処理脱毛や脱毛サロンでのデメリット、ホルモンが影響しているのかどうかについて紹介します。
よくある自己処理脱毛のデメリット
ムラになりやすい

市販の脱毛グッズを使って手軽にできると言う事で魅力的なのですが、例えば脱毛クリームやワックスでは、塗る量が薄すぎたり、置く時間が短すぎる等の理由で全体的にしっかりと毛が抜けることが出来ないことも多いのです。
つまりムラになってしまいます。全部を抜くのに何度も処理する必要があり、肌への負担も増えますからあまり効率的とは言えません。見た目も綺麗ではないので、この点がデメリットと言えるでしょう。
皮膚炎になる

無理やり毛を引っこ抜くタイプが多い自己脱毛では、どうしても肌への負担が増えてしまい、皮膚炎になることが多いのです。代表的なのが毛嚢炎で、毛穴の奥で毛髪を作る毛包と言う部分が、ブドウ球菌に感染して起こる皮膚炎です。
毛包から毛根を引き取られる時に毛穴から菌が入ってしまうのが原因とされていて、肌が湿気を帯びてジメジメしていると余計発症しやすいので注意が必要です。主な症状としては赤いブツブツが出来たり、化膿してしまって膿が出来ることもあり、痛みや痒みが無いのが特徴です。
軽いものであれば自然に治るのですが、放置してしまうと悪化させてしまうことになるので、重症化しない前に皮膚科にて治療を受けてください。
ニキビが出来る

無駄毛を引き抜く形は、毛穴をこじ開けてしまうので、どうしても雑菌等が入りやすくなります。毛穴内部に入った雑菌は埃等と混ざって炎症を起こし、赤く腫れてきます。これがニキビとなり進行することでニキビ跡になってしまうとなかなか改善されません。
肌は乾燥してきて過剰なバリア機能が働き、益々炎症が酷くなってきてしまうので、処理後は保湿ケアが必要であり、その後も同様にケアをしていくことが大事です。これは自己処理だけに限らず、サロンやクリニックでも保湿ケアは大事な要素なので、しっかりと行わなければ肌トラブルは避けられません。
一生処理する必要がある

自己処理による脱毛は、完全なる毛根の打破とはならないので、シェーバーやカミソリよりは処理の間隔が伸びますが、何度も脱毛しなければいけません。その為、この方法を続ける限り、一生処理をすることになります。
これは意外と面倒なことですし、出来れば処理する度に無駄毛が減って、目立たなくなるクリニックやサロンの方法が理想的です。処理が面倒だと思うのであれば、脱毛サロンやクリニックに行くことをオススメします。
脱毛サロンでのデメリット
予約が取りづらい

自己処理が面倒だからと言って脱毛サロンを利用する人が多いのですが、意外とデメリットもあるので注意が必要です。例えば、数多くあるサロンの中で自分に合ったサロンを選ぶ際にランキングや口コミ情報を利用することになりますが、人気が高いサロンを選んでしまうと、予約が一杯でなかなか取ることが出来ないと言ったデメリットが生じます。
1回の施術で効果が出ることが無いので、各部位の目安となる回数を通うことになるので、その予約がなかなか取れないとなれば期間が伸びて、長く通うことになります。
毎回通う必要がある

自己処理であれば市販の物を買ってきて、自宅で誰に会うこともなく手軽に処理することが出来るのですが、脱毛サロンとなると予約を取って自分で足を運んでお店に行かなければいけません。遠い所であれば車やバス、電車を利用することになり、交通費もかかってきます。
部位によって回数が10回以上になれば、毛周期に合わせた施術なので期間も長くなり、通い続けるのも面倒になってくるかもしれません。その点がやはりデメリットであると感じる人も多いようです。
大量の汗が出る

わきの脱毛等を行うと、その副作用として大量の汗が出てしまうこともあります。脱毛による刺激によってアポクリン汗腺が影響されて、機能が狂ってしまい、気温が高いわけでもないのに大量の汗を出してしまうのです。
勿論、個人差があり全ての人がそうなるわけではありませんが、こういった副作用があると言うことも頭に入れておくべきです。汗が出る量が増えるのではないかと不安に感じている人は、カウンセリングの際に相談してみてください。
ホルモンが影響している?
ホルモンと無駄毛の関係

体毛には3つの種類があります。無性毛はほとんど性ホルモンが関係しない毛で、髪の毛・眉毛・まつげ・手足の毛等がこれに該当します。両性毛は濃さ等に性ホルモンが関係する毛であり、アンダーヘア・わき毛が該当します。
男性毛は特に男性ホルモンが発毛に関係しない毛で、ひげ・胸毛・耳毛・腹毛・背中毛が該当します。成長に伴ってホルモン分泌は加速し、無駄毛も同様に成長してきます。男性は男性ホルモンが多くなることで女性よりも体毛が濃いのです。つまりホルモンと無駄毛の関係性は深く、切っても切れない関係なのです。
ホルモンバランスが崩れるとどうなる?

よく聞くホルモンバランスの崩れ、一体どういったことなのかと言うと、ホルモンはちょっとした些細なことでもすぐにバランスを崩します。原因となるのはストレス過多、急激な冷えや睡眠不足、運動不足に披露や極端なダイエット、バランスの悪い食事等が挙げられます。
これらの生活を日々続けていると、女性の場合は男性ホルモンが多くなることでバランスが崩れるとされています。乱れることによって毛の生え変わるサイクルが不規則になって、効果的な脱毛を行うことが困難になってきます。女性ホルモンが減って男性ホルモンが増えることで、男性ホルモン特有の体毛を増やす作用が働いてしまうからです。
毛が増えてしまう作用の方が強ければ、脱毛をしてもすぐに生えてしまうことになり意味がありません。普段の生活の中でホルモンバランスを整える必要があるのです。
男性ホルモンを抑制する為には

男性ホルモンは体毛を増やす働きがあるので、女性でも男性ホルモンが増えることで体毛が濃くなってしまいます。せっかくの脱毛もすぐに生えてしまう体毛に追い付かずに結果的に挫折してしまうことになりかねません。
そこで、男性ホルモンを抑制する為には、普段の生活習慣を改善させることです。バランスの取れた食事と適度な運動、質の高い睡眠にストレス発散を心がけることで、自律神経が安定し、ホルモンバランスも安定してくるので普段の生活が乱れているなあと思ったら、自身の生活を見直してみましょう。
脱毛でホルモンが崩れる?

脱毛をすることで、自律神経等に刺激を受けて、ホルモンバランスが崩れてしまうのではないかと不安に感じる人もいます。ホルモンバランスの崩れで無駄毛が増えて、脱毛に影響が出てしまうことはありますが、逆に脱毛が原因でホルモンバランスを崩すことは無いので安心してください。
むしろ脱毛をすることで肌がツルツルになり、自分に自信が持てるようになれば、余計女子力が増してきて、女性ホルモンが増えてきます。そうなれば必然と男性ホルモンが減るのでホルモンバランスは安定してきます。
まとめ

いかがですか?脱毛は自然に生えている毛を意図的に取り除くことなので、どうしても毛穴や肌に負担がかかってしまい、ダメージを与えてしまうことになります。どんな方法でも多少なりにデメリットはあるので、そのことを十分に把握した上で処理をしていかなければいけません。
ホルモンバランスも影響してくるので、まずは生活習慣を改めることが大事であり、健康的な生活をしていく中で、サロンやクリニック、自己処理をしていくとより効果が上がりますし、デメリットも減ってくると思うので、適した処理で行うようにしてください。